GADGET FACTORY 雑記帳

iPhone アプリ / Flash コンテンツ /Adobe AIR などを開発していて気づいたことや備忘録、TIPS、HACKなど

本日作成した iOS アプリ用の Provisioning Profile が Flash Professional CS6 に組み込めない

本日、Flash Professional CS6 にて iPhone 用のアプリを開発していた時のこと。

すでに過去にリリースしたアプリの内容改変のために、作業を進めておりました。

一通り、作業が完了して、プロジェクトを保存した後、実機でテストを行うために、プロジェクトの設定を Distribution の環境から、Development の環境へ変更。

AIR for iOS設定ウィンドウを開いて、

  • 証明書(p12)ファイルを開発用ファイルに変更
  • プロビジョニングプロファイルを開発用のファイルに変更。
  • iOSデプロイタイプをクイックパブリッシュに変更

を行い、プロジェクトを保存。

保存し終えた後で、アプリのバージョン番号の更新を行うのを忘れていたことを思い出し、バージョン変更のために再度 AIR for iOS設定画面を開こうと、プロジェクトのプロパティ表示欄のパブリッシュ設定で、ターゲットの横にある設定ボタンをクリックしました。

いつもであれば、FlashAIR for iOS設定画面のウィンドウが表示されるところですが、全く開く気配がありません。

おかしいと思いつつ、ステータスエリアから [ファイル]-[AIR for iOS設定]を選んでも反応しません。

Flash の調子が悪いのかと思って、プロジェクトを保存して閉じると、何故か Flash Professional CS6も終了してしまいます。

再度、Flash Professional を起動して、プロジェクトを開く。
再び、AIR for iOS設定画面を開こうとしても、やはり開きません。
プロジェクトを閉じると、先ほどと同様に、Flash も終了するという状態。

もしかして、プロジェクトファイルが壊れたのかもと、かなり焦りました。



とりあえず、落ち着いて、今日の作業開始前を別フォルダで残していたので、それを立ち上げてみたところ、普通に AIR for iOS 設定画面を開く事ができます。

すると、今日行った作業の中に、何か不具合が発生する改変を行ったのかもと考え、色々とその原因を調べてみました。

原因は、どうやら本日作成した、Development 用の Provisioning Profile が悪いということが判明。
実は、前回の開発から今回の開発までの間に、新しい開発用の端末を追加していたので、今日プロジェクトを触るに当たって、Development用の Provisioning Profile を今朝更新したばかりでした。

その、今朝更新した新しい Provisioning Profile が、どうやら原因であるらしい。

残っていたフォルダの中にあった Development用の Provisioning Profile を、本日作業したファイルに組み込むと、AIR for iOSの設定画面が問題なく表示されます。

逆に残していたフォルダのプロジェクトに、本日作成した Development 用の Provisioning Profile を組み込むと、同じ現象が発生します。

Provisioning Profile に新しく追加した端末( iPhone6 )が問題なのかとも思いました。

しかし、つい先日の10月23日に、別のプロジェクトの更新開発用に、本日と同じように Development 用の Provisioning Profile を更新して作成しなおしたものは、全く問題なく動作しておりました。

今回と前回で、何か異なる作業を行ったかと思い返しても、特に何もありません。

すると、動作する Provisioning Profile を作成できた10月23日から、本日11月6日までの間に、何かがあって、 Apple Developer Center で Provisioning Profile を更新すると、Flash Professional CS6 で利用できない Profile が生成されてしまうようになったということが推測されます。

そういえば、iTunes Connect が 10月26日に何かのメンテナンスを行っていたので、もしかするとその時に Apple Developer の方も何か更新されたのかも?

とりあえずは、新しく追加した端末でテストしなければ、前に作った Development 用の Provisioning Profile を使って、開発テストは行えますので、アプリのバージョンアップについては問題がないと思われます。
また、Distribution 用の Provisioning Profile についても、特に更新する必要はないので、問題はないと思われます。

しかし、新しいプロジェクトは、この状態となると作る事ができないかも・・・
とりあえず、現時点では経過を見守るしかない感じです。

もしかすると、私自身で何か設定を間違っている可能性も否定できないので、その辺ももう少し調べてみたいと思います。