Apple Watch が発表されました
昨日、かねてより発表されていた「Apple Watch」の発売日と価格が発表されました。
それに伴って、iOS も 8.2 がリリースされ、アップデートすると、「Apple Watch」 との連携用のアプリが勝手にインストールされるそうです。
「Apple Watch」を使わない人でも、アンインストールできないそうです。
なんだかなぁという感じが否めませんが・・・
「Apple Watch」の発売日は2015年4月24日。
Apple Store での予約は 4月10日からとなっております。
個人的に驚いたのはその価格です。
最も安いモデルは、「Watch Sports」 の 42,800円から。
ミドルモデルの「Watch」は 66,800円から。
最高級モデルの「Watch Edition」は 1,280,000円から。
最高モデルは12万8000円ではなく、128万円です。
最初、Apple Store で価格を見た時に、「Watch Edition」の価格の桁数を見間違ったのかと思いました。
次に、サイトの誤植かとも思ってしまいました。
しかし、どうやら、正しい価格だったようです。
4万円ちょっとの製品と、128万円の製品でできることの差はないようです。
となると、一体どういう人が、128万円の製品を買うのかというのが、疑問に思えてしまいます。
私のような庶民の感覚では、ちょっと分からない世界ではありますが、お金がうなるほどあるような人には、何とも思わないのかもしれませんね。
確かに、腕時計でも価格差がかなりあり、敢えて高い製品を買う人もいます。
ただ、腕時の場合は、機能や性能が陳腐化することはなく、ずっと長い間使うことができるので、高い腕時計を買うという考え方も分かります。
しかし、「Apple Watch」 の場合は、時計というよりも電子機器に近い製品。
年月が経過すると、性能的に見劣るということが発生してくると思います。
さらには、Apple の製品リリースサイクルを考えると、iPhone が毎年リリースされているように、「Apple Watch」も毎年モデルチェンジされ、性能が向上するのではないかと思ってしまいます。
iPhone は、ほぼ毎年のように iOS のメジャーアップデートを行っています。
それに伴って、iPhone の旧モデルが、その iOS のアップデート対象から外れています。
「Apple Watch」についても、OSが使われています。
すなわち、その OS がアップデートされることが予想され、何年か後には、今回発売されるモデルについても、アップデートできないということになってくるのではないかと。
128万円の製品が、数年後には古い製品になってしまい、アップデートの対象から外れてしまうことを考えると、どうなんだろうかと。
リリース直後は、持っていることがステータスと考えられなくもないですが、数年後はアップデート対象から外れた古い製品として、新しくリリースされる4万円の製品に機能面で負けてしまうのです。
腕時計の場合は、単機能なので、何年経っても機能が陳腐化することはなく、逆にアンティークとしての価値が付加されるものもあります。
しかし、「Apple Watch」はそれとは明らかに違う製品。
現状では、どういった人がこの「Watch Edition」を購入するのか、知りたいと思っております。
さらには、数十年が経過して、アンティークという付加価値がつくのか、それも気になっていたりします。