GADGET FACTORY 雑記帳

iPhone アプリ / Flash コンテンツ /Adobe AIR などを開発していて気づいたことや備忘録、TIPS、HACKなど

Google Play Games にアクセスすると「License check failed.」

Adobe AIRで制作したアプリで本日遭遇した事例です。

Google Play Store で公開したリリース済みのAndroidアプリを、サンプルとして一部変数の値を変更して、端末にインストールする必要があったので、Flash でパブリッシュして、そのまま端末へインストールしました。

リリースしたアプリと設定関係はほとんど変更していないのに、アプリ内の Google Play Games のランキングなどへアクセスした際に、
「License check failed.」
と表示され、動作しませんでした。

それについて、原因を調査して、その対応方法についてメモとして残しておきます。


Google Play Games へのログインに利用していた Googleアカウントだったことが最大の原因でした。

リリース済みのタイトルの場合、実際に Google Play Store でアプリを購入(またはダウンロード)した Google アカウントでないと、Google Play Games への接続で、ライセンスエラーが発生するようです。

エラーが発生した時に利用していた端末には、それまでの開発中に利用していたアカウントなどではなく、新規のアカウントだったので、購入(もしくはダウンロード)した履歴がないのに、 Google Play Games へログインしようとして、ライセンスチェックに引っかかったということのようです。

当該のGoogle アカウントを利用して、Google Play Store からアプリを購入(またはダウンロード)し、そのアプリから Google Play Games一度ログインしてしまえば、以降は同一の Google アカウントで、他の端末から同一アプリでアクセスしても問題なくアクセスできます。

購入(もしくはダウンロード)しただけではダメで、その端末でアプリを起動して、Google Play Gamesへ接続し、アクセス許可を行う必要があります。

具体例

端末A に入っている Google アカウント「hoge@gmail.com」が設定されている。
端末B にも同一の Google アカウント「hoge@gmail.com」が設定されている。
hoge@gmail.com は、開発・デバッグ時に使ったことがないアカウント。

端末A には、Google Play Store から購入(ダウンロード)したアプリを入れる。
端末B には、開発環境からアプリをそのままインストール。
という状態。

端末B でいきなり Google Play Games へ接続すると、エラーが発生。

端末A で Google Play Games へ接続し、アクセス許可を行った後、端末B で Google Play Games 接続すると、問題なく接続できます。