GADGET FACTORY 雑記帳

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Adobe AIR での iOS 64bit対応について[Mac OSX Yosemite環境を構築する]

Flash Professional CS6 を使って、iPhone用アプリを制作している身としては、2015年2月1日からの iOSアプリの64Bit対応必須が目下の頭の痛い問題。

一応、Adobe から iOS 64Bit 対応した、AIR SDK 16.0.0.272 が公開されてはいます。

この SDKを組み込めば、iOS 64Bit対応はできているのかもしれません。
「かもしれません」というのは、アプリを作成した後、Application Loader でバイナリファイルを Apple へ提出してみないと分からない状態なので、現時点で私はこの SDK でパブリッシュしたファイルを提出していないので、この表現となっております。

仮に、この SDK を使ったアプリが 64Bit対応済みだとしても、現在利用している ANE が全て 64Bit 対応されなければ、リリースすることが出来ない状態にあります。



しかし、ここに来て、現在利用している ANE が 続々と 64Bit対応してくれました。
その結果、パブリッシュする際に以前出ていたエラーが出ることはなくなりました。

新規iOS アプリ 64bit 対応必須まであと1カ月もないのに・・・ - GADGET FACTORY 雑記帳

エラーは出ないが環境によて実機で動作せず

ところが、その状態で今度は実機に転送しても、すぐにアプリが終了してしまうという状態に遭遇しております。
しかし、同じコードでも、パブリッシュする環境と再生環境によっては、実機で動作する場合もあるという状態。

動作しない環境は、自宅での制作環境で、

一方、動作する環境は、現在案件を受けている会社の環境で、

  • Mac OSX MountainLion
  • Flash Professional CS6
  • iPhone5c (iOS7.0)

ANE を抜けば、どちらの環境でも動作するのですが、ANE なしでリリースするということはあり得ないので、困っております。

さらに調査を進めてみないと行けないのですが、自宅の環境を Mountain Lion に下げることはできないので、どうしたものかと思案。

外付けドライブに Yosemite環境を作ってみる

もしかしたら、Mac OSX Yosemite までアップデートすれば、うまく行ったりするのかなぁと思って、外付けドライブに環境を作ってみることに。

以前、子供用の Macbook に組み込んだものの、何度か起動できなくなって取り外して余っている 「Kingston の SSD V100 256GB」を2.5インチHDDケースに組み込んで、インストールを試みてみる。

※上の商品は、同じ SSD ではありません。

しかし、インストールをスタートすると、プログレスバーが進まない状態になって、何度やってもインストールできず。

それならばと、現在 Macbook Pro に接続して、BootCamp領域も作っているポータブルHDD BUFFALO「HD-PA1.0TU3」に新たに Yosemite 用のパーテョンを切って、インストールしてみることに。

あくまで、パブリッシュ時にしか使わない予定のドライブなので、容量は60GBでパーテションを切る。
そして、Yosemite をインストール開始。
何度かの再起動を経て、無事にインストールが完了し、Yosemite 環境が構築できました。

さっそく、Flash で、パブリッシュ&実機転送してみようと思ったら、Flash Professional をインストールしなおさないと行けないと言われてしまいました。

元の内蔵ハードディスクから、アプリが起動できると思っていたのですが、環境設定などが行えてないので、再度アプリのインストールが必要なようです。

もしかしたら、環境移行アシスタントを使って環境を持ってくれば、動作するのかも・・・
などと考えておりましたが、夜も更けてきたので、本日の作業はここまで。
続きは明日考えるということにします。

※続きは以下からご覧いただけます。

Adobe AIR での iOS 64bit対応について[Mac OSX Yosemite環境を構築する2] - GADGET FACTORY 雑記帳