Macbook Pro 15 Retina の弱点と Apple Store の恐ろしさ
昨日(というか、すでに日付が変わっているので一昨日)、いつものように Macbook Pro 15 を起動し、メールを受けようとしたら、ネットへ接続できない現象が発生。
何故かと思ってしらべたら、Wi-Fi のステータス部分に「!」マークがついている。
アクセスポイントにうまく繋がらなかったことが原因のようだったので、一度 Wi-Fi をオフにして、再度オンにする。
いつものように、アクセスポイントのリストが表示され、接続しにいくが、うまく接続できず、IPアドレスの取得に失敗する。
アクセスポイントが死んでるのかと思って、iPhone でそのアクセスポイントにつなぎに行くと、問題なく接続できる。
とりあえず、ネットワークの不具合の場合は、ネットワーク機器を再起動すれば直ることもあるので、HUB や アクセスポイントの電源を落として、再起動を試みる。
再び Macの Wi-Fiを接続してみるが、やはり接続不能状態。
そして、iPhone を接続しにいくと、問題なく接続できる。
Macbook 自体も一度終了させて、再起動を試みるも、やはり接続できない。
とりあえず、我が家には他にもアクセスポイントが2つあるので、それらに接続できるかも試してみたが、全てに接続できない。
当然、他のアクセスポイントも iPhone は接続できる。
これは非常に困ったと同時に、重大な欠点に気づいてしまった。
以前の Macbook Pro 15(Early2011)であれば、Wi-Fi が接続できなくても、Ethernet を有線で接続すれば、何とか対処できたし、内蔵のCDドライブもあったので必要に応じてドライバーなどの入れ替えなどもできた。
しかし、Macbook Pro 15 Retina(Late2013)では、Wi-Fiが利用できなくなると、内蔵CDドライブや、有線でのEthernet接続の手段がないので、自宅のLANにぶら下がっている機器にも接続できないので対応する術がないのでは?
一応、OSの再インストールはできるとは思うけど、それ以外の対応方法が一切取れないのでは?
Wi-Fiが繋がらないという現象に遭遇して、初めて気づく弱点というか欠点。
とりあえず昨日は Macbook でネット接続するのをあきらめ、Wi-Fiを切断した状態で Macbook を終了させた。
対応方法を検討する
そして本日(というか昨日)、この状態ではまずいと思い、対応方法について検討してみた。
本体に内蔵ドライブが存在していない以上、ネットワークへの接続が Wi-Fi だけというのは、かなり危険である。
かといって、外付けのドライブを購入しても、OSからしてすでにネットからダウンロードしてインストールする状態なので、あまり意味がない。
すると、やはり必要なのはネットワークへの接続方法を増やす手段になってくるのではないかと。
そこで、Macbook で利用できるネットワークへの接続手段を検討してみることに。
Wi-Fiアダプタを新たに入手する方法は?
万一アクセスポイントが壊れた時に、意味がないのでこの方法は現実的ではない感じ。
すると、やはり有線のケーブルをつなげる方法を考えた方が良いという結論になってくる。
Macbook に備わっているポートで、有線LANに繋がるのは、USB ポートと Thunderbolt ポート。
どちらも、Apple からEthernetが繋がるアダプターが発売されている。
どちらを選ぶべきか・・・
というか、接続速度を考えると、価格が同じである以上Tunderbolt用を購入する選択肢しかないかと。
Thunderbolt で Ethernet を接続する
ただ、Thunderboltポートは、現在すでにディスプレイ表示用と、外部ポータブルHDDを接続しているため、すでに空きがない状態。
できれば、Thunderbolt用のHUBなどもあると助かる。
それならThunderboltで接続できるDocを購入すれば良いのでは? という考えに。
そして、調べて発見したのがこちら。
HDMIやThunderbolt、USBポートなどがついているので、使い勝手は良さそう。しかし、お値段が高い。
金銭的に余裕があれば、是非入手したい一品ではあるけど、現時点ではちょっと手がでない感じ。
とりあえず、今回は Thunderbolt-ギガビットEthernetアダプタで手を打つことにしました。
Thunderbolt ポートが不足するのは、機器を入れ替えて対応するということで。
本日早速、Apple Store 心斎橋店へ行き、2900円+消費税という金額をクレジットカードで支払って購入し帰宅しました。
Wi-Fi が接続できるようになり、そして Apple Store に怖さを感じる
早速購入したアダプタを使おうかと思ったものの、まずは Wi-Fi での接続を再挑戦してみようということで、Macbook 本体を起動。
そして、Wi-Fi をオンにすると、ネットワークの検索を開始する。
しばらくして・・・何事もなかったかのように、接続できました。
昨日、何度挑戦しても取得できず、自己割当のアドレスしか取得できなかったIPアドレスもいつものネットワークのアドレスが取得できています。
なぜ接続できるようになったのか、全く理由が分かりませんが、とりあえず繋がりました。
せっかく購入してきたアダプタも、無駄になったような気もします。
ただ、接続方法がWi-Fiオンリーでは、いざという時に不安なので、万一に備えて返品などせずにそのまま持っておくことにします。(未開封品ではありますが、返品ができるかどうかも分かりませんし・・・)
とりあえず、ネットに繋がったので、メールの送受信はできるし、サイトも調べることができます。
さっそく、メールを受信してみたところ・・・Apple Store からメールが届いていた。
送信者は Apple Store 心斎橋のようです。
Apple Store をご利用いただき、誠にありがとうございます。
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という内容と同時に、pdfファイルが添付されていて、中身を確認すると、先ほど購入したアダプタの領収書が。
私は購入する際に、名前も何も伝えた覚えがないのに、こんなメールが到着するのは、どうやってそんなことが?
と思ったら、購入の際にクレジットカードを利用したのを思い出す。
このクレジットカードは、オンラインでの Apple Store や iTunes Store での購入用に登録しているクレジットカードです。
すなわち、今回アダプタ購入に利用したクレジットカードから、iTunes Store での登録情報を引き出して、メールを送信したということのようです。
Apple Store心斎橋には、個人情報を提供したつもりはなくても、大元の Apple 側が情報を保有しているので、購入者を追跡できるのは、よくよく考えれば当たり前ではあります。
ただ、実店舗で名前を明かしていないのに、後からメールが届くというのは、あまり気持ちの良いものではなかったので、不安というか、怖さを感じてしまいました。
今回のアクシデントは、諸々考えさせられることが多い一件でした。