GADGET FACTORY 雑記帳

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旧MacBook Pro 15 の BootCamp領域内のデータを Thunderbolt外付HDDへコピーする際に失敗 ※一部訂正あり

昨日、無事に新しく購入した MacBook Pro 15 Retina (Late 2013)用に、Thunderbolt 接続の外付け HDD へ BootCamp 領域の作成に成功しました。

さて、今朝になって、元の MacBook Pro 15 (Early 2011)のBootCamp領域に残っている、各種データを吸い出す方法について考えてみました。

その結果、元の MacBook Pro が BootCamp を使って Windows を起動させることができるなら、MacBook Pro に直接外付けHDDをつないで、ファイルをコピーするのが手っ取り早いという結論になりました。

しかし、実際にやってみた結果、この方法は大失敗で、結局もう一度最初から外付け HDD のBootCampを作成する羽目になってしまいました。

MacBookをBootCampのWindowsモードで起動する

Radeon HD 6750M が動作していない、旧 MacBook が BootCampのWindows7で起動するかのテストを行いました。
その結果、やはりまともに起動してくれませんでした。

起動しても、ブルーバックで終了してしまったので、電源を長押しして一度リセット。
すると次に起動した時には、セーフモードでの起動を行うかの確認画面が出てきたので、セーフモードで起動します。
セーフモードの場合は、統合GPUを使ってくれるようなので、起動させることは成功しました。

もし、最初からセーフモードで起動させる場合は、F8キーを押しつつ起動すれば選択できるようです。
まずは、Radeon HD 6750M を使わない設定にする必要があります。



セーフモードで起動した後、

  • [スタート]をクリックし、[コンピュータ]にカーソルを合わせて右クリック、[プロパティ]でシステム画面を表示します。
  • 左側カラムから[デバイスマネージャー]を選択。
  • [ディスプレイ]をクリック
  • [Radeon HD6750M]にカーソルを合わせて右クリック
  • [無効]をクリック

これで、HD6750Mの使用を停止できます。

Windows を再起動すれば、無事に起動できます。

外付HDDを直接旧MacBookに接続して大失敗

Windows が起動したので、昨日 BootCamp領域を作成した外付けHDD を、USB3.0 ケーブルで接続しました。
※Thuderbolt で接続する際には、起動時からでないと認識しないという記述が見られましたので、USB3.0で接続を行いました。

購入したHDD が USB3.0とThunderbolt の両対応なので、こういう時にも重宝しますね。

そして、元のBootCamp領域から、外付HDDにファイルをコピーしようとすると、文面をしっかりと見ていなかったのですが、ファイルへのアクセス権を変更します的なダイアログが表示されました。
コピーするには、必要なのだろうと考えて、そのまま続行させてコピーを進めて、全てのデータのコピーが完了。

そのまま新しい MacBook へ外付HDDをつなぎ直して、BootCampからWindows を立ち上げようとすると、起動できません。
「No bootable device - insert boot disk」というエラーが出て、Windowsの起動が出来なくなってしまいました。

原因として考えられるのは、アクセス権を変更するというようなダイアログだと思われます。

こうなってしまうと、何をやっても無駄。
仕方がなく、もう一度昨日の手順を踏み直して、BootCamp領域の作成からやり直すことになってしまいました。

※こちらの項目についてですが、この方法でコピーしても、もしかするとうまくいくかもしれません。
実際には、外部HDDのBootCamp領域から起動できなくなった最大の理由は、内蔵SSDに作成したダミーのBootCamp領域を消したことに起因する可能性が高いようです。
未検証ですが、こちらの方法でも、問題なくコピーすることができるかもしれません。

MacBook と新 MacBook を LAN でつないでデータの移行を行う

直接接続してのファイルコピーができないので、今度は LAN を経由してのコピーに挑戦しました。

MacBook のコピーしたいデータがあるドライブを共有させて、新 MacBookからアクセスして、ファイルをコピーする方法で、無事に必要なファイルのコピーができました。

ソフト類は、コピーしただけでは動作しないので、再インストールすることに。
その際に、ほとんどのソフトがディスク媒体での供給なので、旧 MacBook のDVDドライブもついでに共有させて、新 MacBook へソフトのインストールを行いました。

LAN を介してのインストールやコピーなので、少々時間がかかってしまいましたが、何とか無事にデータの移行が完了しました。

途中落とし穴に落ちて、少し時間をロスしてしまいましたが、何とか外付けHDDでBootCampのWindows7を起動させることができるようになり、必要なソフトのインストールとデータの移動も完了。

これで、旧 MacBook と同じように仕事ができるようになったので、ほっと一安心です。

ただ、外付HDDを常に持ち歩かないと行けない煩わしさは残っているので、BootCampのWindowsを使う時は仕方がないにしても、Macだけの業務の際は、MacBook Pro 本体だけを持ち歩ける体制を作りたいと思っています。