MacBook Pro 15 の外付け Thunderbolt HDD に BootCampでWindows7 をインストール [その2 準備編(HD-PA1.0TU3の設定&Windows7インストールUSB作成)]
3分割したblogのその2です。
MacBook Pro 15 の外付け Thunderbolt HDD に BootCampでWindows7 をインストール [その1 導入のいきさつ] - GADGET FACTORY 雑記帳
その2 準備編(HD-PA1.0TU3の設定&Windows7インストールUSB作成)
MacBook Pro 15 の外付け Thunderbolt HDD に BootCampでWindows7 をインストール [その3 実際のインストール] ※一部訂正あり - GADGET FACTORY 雑記帳
新たに購入が必要なものについては、購入が完了しました。
今回の作業に利用するものは以下です。
では、作業の順番を記述していきます。
Windows7インストール用USB作成
DVDドライブを搭載していない MacBook Pro 15 に、DVDディスクで供給されている Windows7 をインストールするために、まずは Windows7 インストール用 USBメモリを作成します。
インストールディスクから、ISOイメージファイルを作成し、そのISOイメージファイルをUSBメモリに書き込むという流れです。
WindowsインストールDVDから、ISOイメージファイルの作成までは、DVDドライブを持つMacで行います。
ISOイメージファイルをUSBメモリに書き込むのは、MacBook Pro で行います。
本来なら、DVDドライブを持つMacでこの部分を全て行いたいところですが、DVDドライブを持つMacでは、BootCampアシスタントを使って、USBへ書き込むためのコマンド(インストールディスクの作成)が選択できないので、MacBook Pro で最後の処理を行っております。
以下はその手順です。
- DVDドライブを持つMac に Windows7 インストールDVD を入れます。
- DVDドライブを持つMac に USBメモリを差し込みます。
- ディスクユーティリティを起動します。([アプリケーション]>[ユーティリティ]>[ディスクユーティリティ])
- 左カラムから、Windows7 インストールディスクを選択し、[新規イメージ]をクリック
- 出てきたダイアログで、適当な名前をつけて、[イメージフォーマット]から[DVD/CDマスター]を選択
- [保存]ボタンをクリックすると、Windows7インストーラー用のファイルが生成されます。
- 生成されたファイル名の拡張子を[.cdr]から[.iso]に変更し、ISOイメージファイルにします。
- ISOイメージファイルをUSBメモリへコピーします。
以上で、DVDドライブを持つMac側での作業が終了となります。
Windows7 インストールDVDを取り出して、USBメモリーも抜きます。
次に、MacBook Pro 15での作業手順です。
- MacBook Pro に USBメモリを差し込みます。
- 中のISOイメージファイルを、MacBook Proにコピーします。
- コピーが完了したら、USBメモリ内のISOイメージファイルを削除します。
- BootCampアシスタントを起動します。([アプリケーション]>[ユーティリティ]>[BootCampアシスタント])
- BootCampアシスタントが起動したら、[続ける]をクリックします。
- 「Windows 7 またはそれ以降のバージョンのインストールディスクを作成」にチェックを入れます。
- 「最新の Windows サポートソフトウェアを Apple からダウンロード」にチェックを入れます。
- [続ける]をクリックします。
- [ISOイメージ]に、先ほど作成したISOイメージファイルを選択します。
- 保存先ディスクは、USBメモリを選択します。
- [続ける]をクリックします。
- ドライブ消去のダイアログが出ますので、[続ける]をクリックします。
- ファイルのコピーが完了すると、USBメモリの名前が「WININSTALL」となっています。
HD-PA1.0TU3の設定
次に、インストール用のThunderbolt接続HDD、BUFFALO「HD-PA1.0TU3」の設定を行います。
このHDD は、最初からHFS+フォーマット済なので、Macですぐに使えるので、バックアップなどで利用するには非常に便利ですが、BootCamp領域を作ってWindowsをインストールする場合は、少し余分に手間がかかります。
一度フォーマットするので、最初に入っている説明用のファイル「Manual.pdf」は、必要に応じてどこかにコピーしておいてください。
HDD内にBootCampインストール用の領域を確保するための手順が以下になります。
- HDD をThunderboltケーブルで Macbook Pro に接続します。
- ドライブがマウントされます。
- ディスクユーティリティを起動します。([アプリケーション]>[ユーティリティ]>[ディスクユーティリティ])
- 左カラムからHDD本体の名前を選択します([1TB ST1000LM024 HN-101MBB Media]の部分です)
※HDDの中にあるパーティション名の方ではありませんので注意
- [消去]スイッチを選択します。([First Aid][消去][パーティション][RAID][復元]と描かれた中の[消去]です)
- [フォーマット]から[MS-DOS (FAT)]を選択します。
- [消去]ボタンをクリックします。([セキュリティオプション]の横にある[消去]です)
- しばらくして、ディスクの中身が消去されます。
- [パーティション]を選択します。
- 好きな容量でパーティションを区切り、パーティションの名前を付けます。
- [パーティションのレイアウト]でBootCamp用の領域を確保し、[フォーマット]で[MS-DOS (FAT)]を選択します。
- Macで利用するパーティションは[フォーマット]を[Mac OS 拡張 (ジャーナリング)]を選択します。
- パーティションの分割の設定が完了したら、[適用]をクリックします。
- 確認画面が出るので、[パーティション]をクリックします。
- フォーマットが開始されるので、終了するまで待ちます。
BootCamp用のパーティションが完成しました。
BootCamp用のパーティションの容量は忘れないようにしてください。
後でWindwosをインストールする際のドライブ選択時に必要となります。
これで、下準備が完了となります。