MacBook Pro 15 Retina を妥協して購入
先日からGPUのせいで調子が悪い我が家の MacBook Pro 15(Early 2011)。
今朝、起動しようとすると、ついにうまく起動できない状態になってしまいました。
何度か起動を試みるも、ことごとく起動に失敗。
原因は、起動時にディスクリートGPUを使おうとしていることに起因していることは明白。
ディスクリートGPUの温度上昇が激しい時に、起動時に統合GPU側で起動するという特性があるらしいので、それを試してみることに。
電源ボタンを押した後、起動プロセスを実行し、途中で画面がグレーアウトしてもそのままの状態で放置。
そのうちディスクリートGPUの温度が上昇し、ファンが回転を開始する。
そのままさらにしばらく放置することで、ディスクリートGPUの温度が上昇したと思うタイミングで、電源ボタン長押しで強制終了させ、即座に再起動を行う。
何度目かのテストで、ようやく起動に成功しました。
起動時にディスクリートGPUがある一定時間まで正常に動作している昨日までの状態であれば、だましだまししばらく使っても大丈夫かと思っていたのですが、今日になって、状況がかなり深刻になっています。
これは、早めに新しいマシンを購入しないと、仕事に思いっきり影響が出てきます。
AppleStore で CTOするつもりだったのですが、一度ぐらいは現行の実機を見ておく方が良いかと考え、梅田へ行く用事があったので、ついでにお店で MacBook を見に行くことに。
もし、すぐその場で欲しい仕様のマシンがあれば、その場で買う事も視野には入れています。
資金が潤沢にあるなら、「一番いいヤツを頼む」の一言で、終わるのですが、残念ながらそんな状態にはありません。
できるだけロスの少ない方法で、仕事をきっちりと続けることができるマシンを購入する必要があります。
まず最初に訪れたのは、ヨドバシカメラ梅田店。
ここで、MacBook Pro 15インチの現行モデル動かしてみて確認すると、Mac OS がすでに Yosemite になっています。
確か、AppleStore では、まだ Marvericks だったはず?
アプリの動作の関係上、まだ Yosemite にするつもりはないので、ここはかなり重要なポイントとなります。
近くにいた店員さんに確認をしてみると、その店員さんも分からなかったのか、他の店員さんに聞きに行きました。
そして、戻ってきて聞いた答えにびっくり。
現在は、Marvericks と Yosemite が混在している状態で、お店の方でもどっちが入っているか分からないとか。
すると、購入して帰宅した後に、中身をみてようやく入っているOSが分かるということですか? と確認すると、そうなりますとの答えが。
それだと非常に困る。
高い買い物をする以上、こちらが要求する条件を満たしていない買い物をするのは、あり得ないと考え、店頭で買うのはやはりやめることに。
というか、そんな状態で買い物をする人がいるのかと不安に思ったりもしますが・・・Macユーザーの中には、入っているOSXのバージョンを気にしない人もいるのかもしれません。
とりあえず、本体については大体サイズ感や操作性などはだいたい分かりました。
次にソフマップ梅田店へ。
このお店は、少ないものの中古も扱っているので、こちらが欲しいと思っているCTOモデルが中古の在庫であれば、それを購入する手もあると思っていました。
そこで、まず最初に見に行ったのが中古マシンの販売コーナー。
しかし、ここには欲しいと思える仕様のマシンがありませんでした。
とりあえず、あまり期待せずに新品の販売コーナを覗いてみたところ、何と、MacBook Pro 15 Retinaの旧モデル(Late 2013)が、広告の品として、値下げされた状態で売られていました。
現行機種と比べて、6万円ぐらい安い値段がついています。
これは、かなり魅力的な価格。
個人的に欲しかったマシンのスペックは、
という条件でした。
現在のMacBook Pro15のスペックが
だったので、CPUのスペックとHDDの容量はできれば守りたかったのですが・・・
CTOではない店頭モデルの場合、現行モデルなら、下位のものでも CPU は Core i7 2.2GHz ありますが、旧モデルの場合は、上位モデルでないとCPUの要件を満たせません。
SSD 512GBについては、旧モデルも現行モデルも、上位モデルにしか設定されていません。
上位モデルは、当然のことながら、ディスクリートGPUがあります。
そう考えると、旧型の上位モデルか、新型の下位モデルかの選択肢になってきます。
ただ、今回の一件で、ディスクリートGPUには痛い目に合っているので、ディスクリートGPUなしだけは絶対条件となります。
すると、新型の下位モデルが、選択肢としては一番可能性が高いことになりますが、旧型の下位モデルとの価格差が6万円で、CPUのクロック数が 2.0GHz と 2.2GHz の違いしかないとなると・・・
自分が、自主的に欲しくなって購入しにいくものではなく、買わないと仕方がない状態で購入するものである以上、やはりコストをかけたくないというのが正直なところ。
ということで、最終的には性能部分は本来欲しかった部分から大きく妥協して、コスト最優先で旧型の下位モデルを購入することにしました。
消費税込みで 150,984円、さらにポイントが1%分ついてきました。
さっそく、自宅に帰って開封。
箱は以前のような取手付きのものではなく、上下に分かれる形のものになっていました。
それがビニールでシュリンクパックされている形なので、ちょうどiPhoneの箱を巨大化したような感じです。
開封すると、すぐに本体が見えます。
本体の下に、説明書、電源ケーブルなどが入っているのは、私が持っている MacBook Pro と同じ形です。
取り出してみて第一の感想は、薄くなったなぁというもの。
その薄さのおかげで、LANのポートがなくなっているのに気づいたのは、買ってきてネットワークにつなごうとした時でした。
最近の MacBook は WiFi環境必須なんですね。
起動するとセッティング画面が表示されるので、画面の指示に沿って進めて行き、TimeMachineで取っていたバックアップをマシンに転送します。
1時間程度すると、無事に環境の移植が完了し、使用可能状態になりました。
ただ、以前の環境では、HDDが750GBあり、それを3つの領域に区切って利用していました。
Mac用の領域が起動用領域が1つ(250GB)とデータ用領域が1つ(250GB)で計500GBと、Windows環境の領域が250GB分。
今回のSSDの容量が以前のものに比べてかなり少なくなったので、環境の移植ができたのは、前のマシンの起動用領域のみ。
iTunesなどのデータを入れていたデータ領域と、Windows用の領域は本体へコピーできていません。
当初は、換装用のSSDをいきなり購入して、容量を増やすつもりでいたのですが、調べてもらうと、お店の方でLate2013用の PCExpressで使えるSSDがないため、購入できませんでした。
ただ、帰宅後調べたところ、換装用のSSDもかなり高価で、1TBになると、今回購入した本体と同じぐらいの値段になることが判明したので、安価で押さえることが難しいので、SSDの換装については、断念しようと思っています。
ということで、近々持ち運びできる外部ストレージを何とか調達しないと行けないかもしれません。
今気になってるのは、これですが、容量が128GBまでしかないので、どうしようか迷っています。